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「停戦を」声上げよう

 「ガザ侵攻やめよ」「即時停戦を」――18日に新宿駅東南口で国会議員団リレー街宣で訴え、ガザ人道支援募金に取り組みました。16日にはパレスチナ現地での人道支援活動に取り組んできたNGOの皆さんと懇談しました。 

ガザがイスラエルにより軍事封鎖されてから16年。パレスチナでは16歳以下の子どもが人口の過半数で、生まれた時から「天井のない監獄」と呼ばれる街に育ってきました。そんな三人の中学生が10月初めに開かれた日本パレスチナ友好議員連盟の総会に参加して訴えました。 

「ずっと毎日、今日が最後かもと思う」としながら「ガザから世界にアピールしたい」とのべ「自分たちには夢も能力はあるが機会がない。世界の役に立ちたい」「子どもとしての権利がない。平和を」――この訴えの数日後に戦闘が起きたのです。 

破壊されたガザの映像を見るたびに三人は今、どうしているんだろうと心配していましたが、隣国のヨルダンまで戻れたものの、ガザにいる親から危険なのでヨルダンにとどまれと言われているとのこと。親とも会えずどんな思いで過ごしているのか。子どもたちから家を奪い、希望を奪い、命を奪うようなことは許されません。 

民間人への無差別攻撃は国際法違反。さらにイスラエルが大規模侵攻すれば「前例のない人道的大惨事」になります。双方が停戦に応じ、中東和平に道をひらくために関係各国と国際社会があらゆる外交努力をつくせと、ご一緒に声をあげましょう。 (23年10月21日付 赤旗東海北陸信越版

 

 

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