長浜博之参院副議長一行として各党代表と共にルーマニア、スロバキア、ポーランドを
訪問中で、今日(五日)はスロバキアの首都ブラチスラバにいます。

三国はいずれもウクライナと国境を接しており、訪問の大きなテーマはウクライナでの
公正な和平の実現と避難民支援で問題。ルーマニアではチウカ上院議長、チョラク首相
とスロバキアではガシュバル国会副議長、ケーリ外務委員長とそれぞれ面会。ウクライ
ナ避難民支援施設やUNHCRの事務所を訪問してお話を聞きました。

　三国にはウクライナへの軍事支援等について若干の違いがあります。会談を通じて、
ちょうど訪欧中の志位議長によるドイツでの国際会議での発言を赤旗電子版で読んで重
要だと痛感しました。四度にわたる国連決議でロシアの侵略が国連憲章と国際法に反し
た行為だと一致点で国際社会の圧倒的多数の国が団結することが本当に大切であり、さ
らに強調していきたい。

　ウクライナ避難民支援センターは、国際機関、NGO、ルーマニア政府機関などが支援
を行っています。避難民向けのワンストップサービスで登録、就労や教育、医療、現金
給付などを行っています。

　それぞれの団体からご苦労や課題をお聞きしました。資金不足が問題になっており、
日本のこの間の支援への謝意と共に要望もいただきました。
　　ポーランドではナチスによるユダヤ人の大量虐殺が行われた強制収容時の跡地にあ
るアウシュヴィッツ・ビルケナウ記念博物館も訪問します。(2024.9.6 赤旗東海北陸信越版)