「三ツ星国会議員表彰」を受け、18日の表彰式で田原総一朗さんから盾を頂きました。通常国会に続き２回連続で3回目の表彰です。　ＮＰＯの「万年野党」（田原総一朗会長、宮内義彦理事長）が国会議員の活動を国会会期ごとに評価し、質問回数・時間、議員立法数、質問主意書数に基づき「三ツ星議員」を選出しているものです。

　今回の対象は国民の怒りが少数与党に追い込んだ総選挙後の特別国会と臨時国会。日本共産党は参院に企業団体献金全面禁止法案、政党助成法廃止法案を提案し、私は提案者として趣旨説明、答弁、質問、討論に立ちました。

　通常国会では、参院議員の中で質問数、質問時間がトップ、議員立法提出が２位となり「三ツ星」となりましたが、今回も３分野で参院でトップクラスでした。　衆参で計7人の野党議員が表彰され、参院議員は2人です。

　石破政権は、総選挙の国民の審判をまともに受け止めず、裏金の真相解明に背を向け、企業・団体献金は温存。首相は「企業献金が政治をゆがめたという記憶はない」とまで言いました。しかし政府は、財界要求にこたえて原発の「最大限活用」へと大転換したエネルギー基本計画を18日に閣議決定し、その日の夜に、高級ホテルで東京電力ホールディングスの会長らと会食しています。原発関連企業から自民党への献金は１０年間で７０億円。政治をゆがめていることは明らかです。

　通常国会にも企業団体献金全面禁止法案を提出し、実現に全力を挙げます。(「赤旗」東海北陸信越版 25年3月1日付)