参院副議長一行ラオス公式訪問2日目。朝一番でラオス国会を訪ね、バーニー議長と会談。バーニー氏は2010年から議長をされており、以来3回訪日されています。この間の日本から経済・社会インフラの整備や、農業の発展、教育環境の整備と人材育成などへの支援に対しての謝意と共に、両国関係をいっそう発展させたいとの意欲を述べられました。
小川副議長は今回の招待に対するお礼と共に、参院としても両国関係を発展させることに参院としても努力したいと表明され、和やかな懇談となりました。
続いて、日本のODAとして取り組まれている、ビエンチャン郊外のタゴン灌漑農業改善計画の現地を視察。同地区での農業支援は1966年から続けられており、灌漑施設整備が行われましたが、この間施設の老朽化が進んだため用排水ポンプや水門改修が現在行われています。
現地で、JICAや日本企業の皆さんから事業の概要や進行、ご苦労をお聞きし、引き続き昼食をとりながら懇談しました。
なんと、この地区での農業支援に最初から関わったのが、松沢議員の祖父で、初代の農場長は叔父さんだったとのこと。当時移住し、現在も住まわれている親戚の方も視察現場に来られ、改めて農業支援の歴史を振り返る場面となりました。
市内に戻り、タートルアン仏教寺院に立ち寄りました。1566高さ年にセタティラート王によって建立され、30メートルを超える金色の仏塔が印象的。仏塔の内部にはお釈迦様の遺髪が納められているといわれています。
続いて近くの凱旋門へ。フランスからの独立を果たした後の1960に年代に建てられたの、最上階まで登ると市内を一望でき、メコン川の対岸のタイも望むことができました。
夜は、大使公邸で、JICAや進出企業で仕事をされている在留邦人の皆さんとの夕食会。現地での喜びやご苦労、課題などをお聞きしました。
若干、時間ができたので夕食前にホテルのプールでひと泳ぎ。気温は31℃。真っ青な空と澄んだ空気。実に爽快でした。