今日から15日まで、参議院の重要事項調査海外派遣の一員として訪米し、スリーマイル島原発や原子力規制委員会等を訪問してきます。今から成田に向かいます。
派遣団の団長は民主党の増子輝彦・参院復興特別委員会委員長。通例の重要事項調査は5人で3班を派遣しますが、今回は東電福島原発事故を受けた重要な調査だということで、15人で1班とし、8会派すべての議員が参加します。
主な日程は以下の通りです。
10日 成田発。12時間のフライトでワシントンDC着。ブリーフィングなど。
11日 スリーマイル島原発視察。関係者と意見交換
12日 原子力安全委員会、エネルギー省、全米科学者協会訪問
13日 議会関係者、原子力関係団体との意見交換、環境保護庁訪問
14日 ワシントンD.C発
15日 14時間のフライトで成田着
今回も現地から活動日誌を毎日更新しますので、ぜひご覧ください。
訪米1日目②/無事ワシントンに到着/ナショナルギャラリー
12時間半のフライトで無事ワシントンに到着しました。時差が13時間あるため、10日の11時半に出発したのに、到着は10日の11時。実に奇妙な感じです。
ワシントンは東京より少し寒いときいていましたが、今日はとてもいい天気で、最高気温は26度ぐらいまで上がりそうとのこと。カラッとしていてとてもすごしやすい天気です。
大使館の皆さんの出迎えを受け、入国手続きをしてホテルに到着したのは12時過ぎ。今日はアメリカは「コロンブス・デー」で休日のため、町中の人通りも少ないようでした。打ち合わせを兼ねた昼食会の後、夕食まで2時間半ばかり自由時間になりました。
この時間を利用して「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」を訪れました。印象派前後の収集は特に有名で、今、その一部が日本に貸し出されて展覧会が開かれており、先日東京国立美術館に見に行ったばかり。ぜひ、全部を見たいと思っていました。
展示室が100以上ある実に巨大な美術館で、絵画はダ・ビンチやレンブラントからピカソまで、幅広い年代の作品が国と年代別に展示されています。オランダ絵画全盛期の作品やモネやルノワールなど印象派の作品は特に見応えがあります。
この美術館が建物も作品も民間の寄付によって成り立っているのは驚きです。入場料は無料で、館内での写真撮影も禁止されていないのにも驚きました。文字通り駆け足で回りましたが、それでも1時間半かかりました。
夕食は市内の四川料理のお店で。時差で猛烈な睡魔におそわれていましたが、唐辛子の辛さですっかり目が覚めました。明日は7:00発でスリーマイル島原発に向かいます。