訪米5日目の朝。9:30にはホテルを出て、昼過ぎの便で日本に戻ります。大変充実した調査ができました。さて、到着した翌日の地元紙の一面は反ウォール街のデモの写真。ワシントン市内でも小規模なデモがバスから見えました。
滞在中に、赤旗ワシントン支局の小林記者や藤崎駐米大使から、このデモの広がりをどう見るかなど意見交換をする機会がありました。視察団のメンバーのなかには自由時間にデモに遭遇し、参加者の意見を聞いた人もいました。
全体としては「richからpoorへ」「warより暮らしに」という感じのスロー版を掲げているようです。この間のアメリカの政治と社会の矛盾の広がり中での動きとして注目されます。
ただ、必ずしも一致した要求があるわけではありません。今後、規模や内容がどのように発展していくかはわかりませんが、ウォール街からワシントン、ロサンゼルスなどにもデモは広がっています。
これが大統領選挙にもどう影響していくか、帰国後も注視していきたいと思います。
今度は逆に戻るため、ワシントンを14日の12時過ぎに出て、14時間以上のフライトで日本には15日の15時過ぎに到着。一期に時計が進みます。
帰ったらすぐに臨時国会が始まります。時差ボケしている暇もないようです。