時差で四時半には目が覚めました。朝食前に早朝のモスクワ市内を散歩。とてもきれいな街です。午前中はクレムリンを視察。クレムリンとは城壁という意味で、城壁で囲まれた中にかつての宮殿やたくさんの聖堂、大統領府などがあります。
写真の背景にあるのが大統領府。旗が上がっているときはプーチン氏が中にいるとのことでした。
今は、夏の観光シーズン中。中国人観光客が圧倒的に多いのに驚きました。
正午からマトヴィエンコ連邦院(上院)議長、エビファノヴァ国家院(下院9副議長を表敬し、懇談しました。ロシア政治では大統領、首相につづくナンバー3という位置になります。
日露間の経済関係の発展や地域間協力の強化、人的・文化的交流の発展、平和条約締結の問題など幅広い問題で有意義な意見交換ができ、議会間交流を一層発展させることで一致しました。
マトビィエンコ氏との懇談は、日露のマスコミの多数の取材があり、注目の懇談となりました。 日本でもNHKニュースで報道されました。
昼食はロシア在住の日本企業関係者と意見交換。様々なご苦労とともに、日露経済関係の発展についての貴重なご意見を伺うことができました。
夕食はコサチョフ連邦院国際問題委員長ら五人の議員と懇談。席上、日露平和条約について「領土不拡大という第二次世界大戦の戦後処理の大原則に立った解決が必要だというのが日本共産党の立場」と強調しました。
クレムリンの夜景が美しい。