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内閣委員会(FATF(金融活動作業部)勧告対応法案・共謀罪の対象を犯罪収益等収受罪等に拡大)
・FATF(金融活動作業部会)勧告対応法案は、マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与などの国際基準を定める政府間会合「FATF」が2021年に発表した勧告に対応し、マネーロンダリング罪の法定刑の上限を大幅に引き上げる。そして、これまで共謀罪の対象から除外されていた「犯罪収益等収受罪」「薬物犯罪収益等収受罪」の二つが加わる。国連の自由権規約委員会が11月3日に公表した日本の人権状況の勧告で共謀罪法による基本的人権の不当な制限への懸念を示し、「テロリズムや組織犯罪と無関係な行為の犯罪化を排除するために、共謀罪法を改正することを検討するべきだ」などと政府に求めていることを紹介。この勧告にも関わらず、そもそも組織的犯罪集団が関与しない一般市民のセルフロンダリングも処罰の対象となり得る二つの犯罪を新たに共謀罪の対象に加えることは言語道断だと批判した。
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内閣委員会(男女賃金格差の公表義務化、是正へ具体的措置を/国家公務員非常勤職員の処遇改善)
・女性活躍推進法の改正省令が7月に施行され、男女賃金格差の把握・公表が常用労働301人以上の企業に義務づけられた。男女の賃金割合を全労働者、正規、非正規という3区分で公表する。重要な一歩ではあるが、非正規雇用の75%を女性が占めるもと、正規と非正規の格差が男女賃金格差に直結しており、3区分だけでなく正規男性に対する非正規女性の賃金も公表すべきと要求。300人以下の企業にも対象を広げるよう求めた。 /また、国家公務員の常勤職員と非常勤職員の待遇差の是正を求めた。
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本会議(自民党と政府の責任で統一協会との癒着の徹底解明を)
・辞任した山際大志郎・前経済再生担当相を擁護し続けた岸田文雄首相の責任を追及した。山際氏も首相も統一協会との癒着への反省は一言もないことを批判。統一協会と政務三役(大臣・副大臣・政務官)との癒着が次々に明らかになっていることを指摘し、「今首相がやるべきことは、自民党と統一協会との癒着の徹底解明だ」と強調した。また、統一協会の解散請求を直ちに行うよう求めた。
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