内閣委員会(犯罪被害者給付制度、学童保育の待機児解消、指導員の処遇改善)
1.6万人にのぼる学童保育の待機児童対策が求められるが、こども家庭庁の対策は、プレハブ施設整備や小学校の空き教室の一時利用を推奨するもの。国の基準を満たす学童保育専用の施設を計画的に建設するよう迫った。また、年収150万円未満が約5割(全国学童保育連絡協議会調査)に及ぶ指導員の待遇を専門職にふさわしい水準に改善するよう要求。いずれの問題の背景にも、学童保育が児童福祉法で〝事業〟としか位置づけられず、その実施も市町村の努力義務にとどまっている問題があると指摘し、学童保育を児童福祉施設に位置づけ、市町村に実施義務を課すなど、公的責任を明確にするよう求めた。
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2024年・213通常国会
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