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訪米日誌
2010年5月6日

2人の米下院議員との会談

 ワシントンでの活動の一日目。民主党のスナイダー下院議員、共和党のマンズーロ下院議員と会談しました。日本共産党と米連邦議員との初の公式な会談ができました。

 8:30から、朝食をとりながら藤崎駐米大使からブリーフィング。その後、訪米団の打ち合わせやマスコミへの連絡などなど。

 午後から、2人の下院議員との懇談のためにレイバンハウス(議員会館)へ。日本のように面会申し込みの手続きはいりません。入口で金属検査さえ受ければ自由に出入りできます。各議員室の入口に、「ウェルカム プリーズ カムイン」と書いたプレートが掲げてあるのが印象的でした。
14 時からスナイダー議員との懇談の予定でしたが、下院本会議での採決が急に決まりしばらく待機することになりました。ところが投票の中でハプニングがあり、大幅に遅れることに。議員事務所のスタッフに皆さんは恐縮しきりでしたが、議会日程が急に変わるのはどの国でも同じです。

 結局、15時半ぐらいからスナイダー議員と会談(写真)。地元に戻る飛行機の時間が迫る中でしたが時間をとっていただきました。続いてマンズーロ議員と会談しました。

 会談の中で志位委員長は、今回の初訪米の目的や核兵器廃絶や普天間基地問題での日本共産党の基本的な考えについて述べました。話題はアメリカの独立戦争の歴史や日本共産党の自主独立の立場など多岐にわたり、とても愉快な会談となりました。

赤旗ワシントン支局

 2人の下院議員との会談終了後、赤旗のワシントン支局を訪問しました。ホワイトハウスの近くにあり、世界の数百のメディアが同居しているプレスビルの一室です。

 政党の機関紙が、世界のマスコミと一緒にこのビルの中に支局を構えていること自体が大変驚かれるとのこと。アメリカ旅行中の方が赤旗新聞を読みたくて訪ねてこられることもあるそうです。

 私たちもここで、一週間ぶりに赤旗新聞を読みました。ネットで主な記事を観ることができても、紙面を広げて読むのとはずいぶん違います。訪米団の活動も写真も入って生きいきと報道されています。

 写真上は、支局の入るブレスビルの前で西村央支局長と。写真下は支局のなかでの西村支局長の様子です。


地下鉄/ホワイトハウス/朝ズバ!

 赤旗のワシントン支局には地下鉄で行き、すこし回り道をしてホワイトハウスなどの官庁街を歩きました。

 地下鉄の駅で驚くのは、ホームが広く天井がとても高いこと。「核シェルターでは」という話もあるそうですが、地下にこれだけの大空間があることに驚きました。

 ホワイトハウスの前は広々とした道と芝生の広場があります。昼間にはここで、ニューヨーク行動から移動してきた大阪代表の皆さんが、横断幕を広げて核廃絶、普天間基地の無条件撤去を求めるアピールをしていたそうです。笠井さんと一緒にパチリ。

 さて、日本時間の7日朝の「朝ズバ!」で先日、お知らせしていた航空自衛隊の官製談合をめぐる私の質問やインタビューを含む特集が放映されたと事務所からメールを受けました。残念ながらこちらで見ることはできませんでしたが、みなさん観ていただきましたか?

 普天間基地をめぐる鳩山政権の迷走ぶりは、ネットのニュースでチェックしていますし、こちらでの会談でも話題になります。小沢幹事長の証人喚問問題をも含めて週明けの国会はいきなり大激動になりそうです。帰りの飛行機で一気に切り替えなくてはなりませんが、明日が実質、訪米活動の最後の日程となりますので、全力を挙げます。


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